クリスタ講座の成功事例

オンラインで開催されたMCGマンガ教室のクリスタ講座は、多くの参加者にとって新たな発見と成長の場となりました。
講座当日、参加者はそれぞれ自宅からPCやタブレットを使い、Zoomにログインした。リアルなマンガ教室とは違い、オンラインの環境ではどこにいても学べる利点があります。参加者は学生(小学4年生以上、中学生、高校生、大学生)~社会人、主婦まで幅広く、共通するのは「クリスタを活用して漫画を描きたい」という熱意が充満していました。
マンガ講師の画面共有が始まると、まずはクリスタの基本的なインターフェースの説明からスタート。リアル教室とは異なり、各自の画面をマンガ講師が確認しながら個別に対応できるのがオンライン講座の大きな強みですね。たとえば、一人の参加者が「ツールの切り替えがうまくいかない」と質問すると、講師は即座にその参加者の画面を確認し、適切な解決方法を伝えました。また、レイヤー管理が苦手な参加者には、実演しながら丁寧に指導を行いました。
小学生の中には予習をしている方もいて、お互いにテクニックを教え合う場面もありました。
次に、漫画制作に欠かせない時短テクニックのミニ講義も開催。「クリスタの便利機能を使えば、作業時間が半分以下になります」とプロ講師が説明しながら、ショートカットキーやレイヤーの効率的な使い方を実演すると、チャット欄には「知らなかった!」「すごく便利!」というコメントが次々と書き込まれました。
特に盛り上がったのは、背景作画の回でした。背景のパースを理解するのが苦手な参加者が多かったため、プロ講師はクリスタの3D機能を活用する方法を紹介。「3D素材を活用すると、手描きよりも短時間で正確な背景が描けます」と説明すると、参加者たちは実際に試しながら「こんなに簡単だったとは!」と驚きを隠せなかった様子。
*実際に、リアル講座でも背景を苦手とする方も多い。小学生~中学生、高校生の方向けの素材の活用方法なども指南しています。
さらに、キャラクター作画のコツとして「自然なポーズを描くには?」というテーマが取り上げられました。参加者の一人が「自分のキャラの動きが硬くなってしまう」と悩みを打ち明けると、講師は「実際にポーズを取ってみるのが大事」とアドバイス。スマホのカメラを使って自分のポーズを撮影し、それをもとに描く方法を実演した。参加者たちは「すぐに試してみます!」と意欲を見せていました。